藻類バイオ燃料で油圧ショベルの500時間稼働を達成 日立建機

  化石燃料からバイオ燃料への轉換を模索中の航空業界や陸上輸送機、産業機械分野では問題点が多く使用率が上がっていません。
その最大の理由は食糧との取り合いで資源が制約されることです。そこで現在食料とは関係なく面積当たりの生産性の高い微細藻類から作られたバイオ燃料が注目されています。

この燃料だけで産業機械の厳しい運転が可能かどうかの実験を日立建機株式会社が行いました。
世界中から対象燃料を選び抜き米国S社製の油を用いてハイブリッド油圧ショベルの実働実験を行いました。目標とする500時間の連続稼働を達成しました。
過酷な運転に耐え操作性を損なうことなく軽油と同等なパワーが得られたとオペレーターから評価を得ました。
詳細はニュースリリーフを参照してください。hitachi_kennki.pdf

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