木が音も立てずに倒れたら 気候変動のせいか

”世界のバイオマス関連セレクション”木が音も立てずに倒れたら 気候変動のせいか
If A Tree Falls In The Forest, And No One Is Around To Hear It, Does Climate Change?
ScienceDaily June 13, 2008

http://www.sciencedaily.com/releases/2008/06/080612171111.htm

地球上の陸地の3分の1弱、約4,200万平方キロは森である。その森は地球の温暖化を弱めるのと、強めるのとの両面の役割を持っている。Science誌の森林生態学特集号で、国立科学財団大気圏研究センターの大気科学者Gordon Bonanが、気候に対する森の役割の現状について報告している。森の活力とそれを支える周囲の物理的な構造は、太陽エネルギーと、大気と、水と、二酸化炭素と、そして人間活動に支えられ、影響されて活きている。これらの複雑な相互関係が、地球の温度を支配する方程式の解を上方あるいは下方に修正しているのである。Bonanはこう語った。「われわれは気候に与える森の多様な影響を、ネガティブとポジティブ両面のフィードバックの面からもっと解明し、これらが気候を変動させているかをもっと理解する必要がある。それができてはじめて気候変動を和らげる森の役割が、具体的に分かるようになる。

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