スエーデンの木質ペレット事情 

林政ニュース399号によればスウェーデンで市販されているペレット
37/kgとの事ですが私が5年前の20056月中旬にスウェーデンへ出張し、ペレット工場に
て調査した時の家庭用ペレットは30/kgでした。
現在は少し値段が高くなっています。

記憶によればスウェーデンは化石燃料に賦課される炭素税は20%でバイオマスは
0%、訪問先企業では燃料転換をしていました。
(保田力)

スウェーデンのバイオマス燃料情報有難うございました。
25MWの木屑粉末燃焼バーナーは大型ですが、燃料の生産、供給体制が確立さ
れているのが素晴らしいです。
冬季4人家族で月に木屑ペレット90kgの消費量とは我家と較べてスウェーデ
ン住宅の断熱性能能の良さが分かりました。

スウェーデンのバイオマス燃料調査報告書に関心もって頂きありがとうございます。
Solna給湯所は従来重油燃料で25MWの給湯ボイラーを使っていましたが、全量木質
バイオマス燃料に転換し、ボイラーの構造を変えずに20MW20%減少)にしたのは
燃焼工学的にも画期的な事と感じました。
日本ではまだこの様な改造例はありません。
従来のボイラーを殆どが新設の流動床ボイラーにリプレースしています。

同国のメーカ・ユーザの革新的な決断にも感心しました。(本多)

報告書には書きませんでしたが木質ペレットはなんとカナダから輸入していまし
た。他の事業者はスウェーデンの奥地なので近くの山林で製造されるスウェーデ
ン製のペレットでした。
Solna市はバルト海に面した港がありますのでスウェーデン製のペレットを使うよ
り大型船でカナダから輸入した方が安いといっていました。

超高温水蒸気ガス化の応用としては廃棄電気製品処理以外に間伐材(但し杉では
無く桧などの硬い木)に超高温水蒸気を吹き付けて水性ガス反応を起こし、木質
部を賦活処理すると皮表面積の大きい炭素系導電体となります。

そのような皮表面の大きい導電体を電極に使って高性能燃料電池開発する研究もし
ました。(保田)
スェデンもカナダからペレットを輸入していることには驚きました。
先週19日にバイオマスエコフェァー見学に東京ビックサイトへ行きました。
同時に開催されていた Japan Home and Building Show のカナダ木材コーナーで話
を聞きました。
・カナダの森林は州有林で計画的に皆伐、集材、植林して効率を上げている。
  業者は同じ樹木の植樹が義務付けられる。
・日本にはヴァンクーバーやもっと北の港から輸出している。6~7日で着く。
  
(早過ぎないか?)
・ペレットは建材、用材の端材から製造する。
  カナダでは一般にペレットは使用していないーLNGを使っている。
  山荘などでは使う。(それで大量のペレットが輸出出来るのか?)
  海運の燃費を調べたことがありましたが良い資料は未だ見つかりません。
・ホームページより 30万tタンカーは燃料1リットルで8m走るとあった。
  サウジ~横浜往復24000kmでは3000KL消費する。積荷の約
  1%となる。
・2007データブック・オブ・ザ・ワールド(二見書店)より2006年の
  サウジ~横浜間のタンカー運賃は15ドル/tとある。 
  燃料費は運賃の一部であるからおおよそホームページの値に近い。
 カナダのペレットやブラジルのエタノールを輸入した方が化石燃料を輸入す
  るよりは
CO2削減にはベターと思う。
  但し絶対量が少ないので全体への影響度は微々たるものだが。
  日本の鉄鉱石の輸入は1位オーストラリア、2位ブラジルである。
  同じ地球の裏のヴネズェラかは石油を輸入している。
昨年のエコフェアーでは日本郵船が燃料削減対策で、コンピューター制御の
帆船、船底から泡を吹き出し水の抵抗を減らす、マグロの肌のような塗料の開
発などいろいろやっていました。(本多)

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