ブラジルのバイオ燃料事情

”世界のバイオマス関連セレクション”ブラジルのバイオ燃料事情
The sweet hereafter
Guardian May 28, 2008

http://www.guardian.co.uk/environment/2008/may/28/1

このところ、バイオ燃料への風当たりが急に厳しくなってきた。環境汚染源といわれ、森と穀物生産を脅かす源泉とされている。しかしブラジルは依然として、環境保全性の高いサトウキビエタノールと関連技術の面で、世界最大の位置を占め続ける野望を捨てていない。
しかしそのブラジルさえ、さすがに小休止を迫られている。救世主が一転して敵役にされ、いまや飢餓も気候変動も悪いのはすべてバイオ燃料とまで見られている。ヨーロッパで唯一ブラジルからエタノールを輸入している、スウェーデン代表の欧州議会議員Anders Wijkmanは、「エタノールは数年前には天国、いまは地獄だ。しかし真実はその中間のどこかにあるはずだ」という。

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