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世界のバイオマス最新情報

Sano Report -世界のバイオマス情報-

2010/1/31 日曜日

バイオジーゼル用のエンジン制御システム

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 10:55:31

ScienceDaily 
January 27, 2010
Advanced Engine-Control System Reduces Biodiesel
Fuel Consumption and Emissions

http://www.sciencedaily.com/releases/2010/01/100125173248.htm

パーデュー大学とCummins社が共同して、窒素酸化物の排出と燃料消費を減らす
「閉ループ制御システム]
を開発した。
バイオジーゼルを使ったときに排出する窒素酸化物を減らす目的でセンサからのフィ
ードバックで自動的にエンジン設定ができる。ブレンドが変わったらシステムがそれ
を確認して噴射のタイミング、空気燃料混合比、シリンダーに戻す排気量の調節な
どを行う。

  

微生物が燃料を作る

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 10:43:54

ScienceDaily 
January 27, 2010
Microbes Produce Fuels Directly from Biomass
http://www.sciencedaily.com/releases/2010/01/100127144545.htm

米エネルギー省綜合バイオエネルギー研究所 JBEI が、遺伝子加工したバクテリア
E. coliを使って、バイオマスから脂肪酸を出発原料にして直接バイオ燃料を作る方法
を開発した。
E. coliは研究歴が長く、遺伝子加工もしやすい。
脂肪酸を単体たんぱく質から分離して多量の脂肪酸が得られるようにした。
E. coliにヘミセルローズを醗酵させる酵素も作らせることにも成功した。

  

2010/1/30 土曜日

エネルギー省 バイオ燃料を直接生成する微生物を開発

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 12:00:18

Biofuels Business 
January 28, 2010
Scientists develop microbe that produces fuels directly from biomass
http://www.biofuelsbusiness.com/news/newsfinder.asp?Action=UserDisplayFullDocument&orgId=586&docId=l:11
16790587&topicId=100590014&start=1&topics=single

エネルギー省所属の研究所が、バイオマスから直接に燃料を生成する特徴のある
微生物を開発した。
LS9の科学者も参加した。
E. coliには脂肪酸を合成する能力と遺伝子操作がしやすい性質がある。
これと新規の生物化学反応を組合わせて、バイオジーゼルなど任意の脂肪酸を作
ることに成功した。
さらにヘミセルローズを醗酵させる酵素を作る新種のE. coliも開発した。

  

バイオマスをジーゼルに変えるバクテリア

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 11:56:13

MIT Technology Review 
Jan 28, 2010
Bacteria Make Diesel from Biomass
http://www.technologyreview.com/printer_friendly_article.aspx?id=24422&channel=Briefings§ion=Transportation

バイオマスから微生物に化学工程なしに燃料を作る方法はバイオ工学の最近の傾向である。
LS9で遺伝子加工したバクテリアをさらに遺伝子加工し、セルローズからジーゼル燃料や化
学品を直接に作る技術が生まれた。
今年中には量産に入る。
E. coliに酵素を合成、分泌させ、セルローズを糖に分解させる。
LS9では需要の増えているジーゼルに集中する。

  

バージニア大の藻批判にメーカが反論

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 11:52:04

 New York Times GI  January 26, 2010
Biofuel Companies Attack Algae Study
http://greeninc.blogs.nytimes.com/2010/01/26/biofuel-companies-attack
-algae-study/?pagemode=print

藻バイオ燃料メーカ団体が、バージニア大が発表した藻の欠点を洗い出した研究報
告を公式に非難した。
「学者が藻に関心を持つのはよいが、栽培と加工に伴う環境へのライフサイクルの影
響を調べることも必要である。これには最新のデータと情報に基づいて行うべきだが、
報告書は10年以上も前の技術とデータを根拠にした、誤った想定に基づいたもの」
という論旨である。

  

石油と再生可能エネルギーは共存すべき

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 11:45:48

  LexisNexis  January 19, 2010
Oil and renewables will have to work together
http://www6.lexisnexis.com/publisher/EndUser?Action=UserDisplayFullDocument&orgId=102209&docId=l:1110628448&topicId=
123220003&start=1&topics=single

アブダビで開かれた世界エネルギーサミットで、化石燃料と代替エネルギーとの二者択一はやめ、
共存の道をとるべきという基調演説が会場を支配した。
多くの国がコペンハーゲン合意に署名すべきとの主張と、これは途上国を差別するとの主張との考
えのずれが明らかだった。
IREA代表は電力産業は伝統的な中央集権を棄て、「民主化、分権化」に転換すべきことを強調した。

  

2010/1/26 火曜日

合成生物学のバイオ燃料への利用

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 17:45:23

 Biopfr 
December 16, 2009
Fast and furious microbes
http://www.biofpr.com/details/feature/510905/Fast_and_furious_microbes.html
Biopfr 
 January 14, 2009
Biofuels aim higher
http://www.biofpr.com/details/feature/102347/Biofuels_aim_higher.html
バイオ燃料の分野で、超遺伝子工学とも言われる合成生物学が脚光を浴びている。
微生物や植物に単一の遺伝子ではなく、一式の遺伝子群を導入して代謝経路をカス
タマイズし、不要な機能は捨てて必要な機能だけを効率的に作る方法である。
UCLAでは光合成で植物を作り、それから燃料を作るこれまでの二段階の製法を、合
成生物学で一段階に短縮して高級アルコールを作る方法を確認した。

  

2010/1/25 月曜日

ヒマワリのDNAマップに期待する

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 14:26:04

 LexisNexis 
January 22, 2010
Sunflower DNA map could produce plants for fuel

http://www6.lexisnexis.com/publisher/EndUser?Action=UserDisplayFullDocument&orgId=102209&docId=l:1113133476
&topicId=
123220003&start=2&topics=single

アメリカで進行しているヒマワリのDNAマッピングが終わると、新しいバイオ燃料の
原料の登場が期待される。
旱魃に強く、直径10cm、高さ4m以上にもなるシルバーリーフ種と普通のヒマワリ
を異種交配させれば、茎に複合糖類をたくさん含んだ新種が生まれ、新しいエタノ
ール源になりそうである。

  

カメリナ Great Plainsのケース

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 14:19:57

Biofuels Digest 
January 21, 2010

Great Plains doubling camelina acreage in 2010 as
aviation biofuels darling gains traction

http://www.biofuelsdigest.com/blog2/2010/01/21/great-plains-
doubling-camelina-acreage-in-2010-as-aviation-biofuels-darling
-gains-traction/

 航空機燃料の原料として、カメリナが注目されている。
11月にはKLMが乗客を乗せた飛行機のエンジン1基にカメリナベースの燃料を
使った試験飛行をした。
空軍もFA-17戦闘機に使うことと前提に地上テストを行った。
原料栽培と燃料供給をする企業グループは二つある。
栽培面積は急速に増えている。
助成金がなくても$70の原油と競合できることが狙いである。
******************************************************************
今回のカメリナを原料とした航空機用燃料の技術情報と現状は、バ
イオ燃料の広がりを予測させると同時に、またまた、食料との競合
問題を引き起こす懸念を、呼び起こしました。


レポートには、
・カメリナの栽培適地は小麦栽培の適地が目安になる。
・カメリナは、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストリラ リアでも栽培できる。
・小麦の連作農家が、小麦・カメリナ・小麦の輪作にすると、土壌 の栄養にもよい。
・原油の価格が70ドル/ガロンを超える状況において、採算性が取 れるレベルが
     目標価格。
以上の内容が関心を呼びました。
これに従えば、原油価格の高騰が予想されると、小麦農家の多くがカメリア栽培を
採り入れて、その分の小麦の栽培、生産量が減る傾向になる。
それを見越した投機資金が、また、小麦市場に流れて、価格の高騰を引き起こす。
2008年に引き起こされた、原油と小麦価格の乱高下の再来を招きかねない。
[
アメリカ政府 ― 小麦農家 ― 投機資金]
この組み合わせは、トウモロコシエタノールの騒動と同じパター
ンになるのではないかと、懸念を引き起こします。
        渡邊 雅樹

  

2010/1/23 土曜日

藻バイオ燃料による環境被害はコーンより大きい

カテゴリー: SanoReport   by editor5 @ 21:41:06

 Biofuels Digest 

 Jan 22, 2010

Algal biofuels worse than corn on GHGs, water and energy
 consumption:wastewater usage a must, says new report

http://www.biofuelsdigest.com/blog2/2010/01/22/algal-biofuels-worse-than
-corn-on-ghgs-water-and-energy-consumption-wastewater-usage-a-must-s
ays-new-report/

バージニア大学のライフサイクル分析では、藻バイオ燃料はエネルギー収支が赤字
で、温室効果ガスと水の消費の点で他のバイオ燃料に劣るという。
コーンエタノール業界は、この結論は水処理技術にエネルギー省の助成を得るため
の作戦だと批判した。バージニア大は、藻の栽培と排水処理施設を隣接させ、リンと
窒素確保のための上流対策を計れば環境負担が小さくなるとしている。