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世界のバイオマス最新情報

Sano Report -世界のバイオマス情報-

2008/10/28 火曜日

原子力発電に復活の兆し

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 8:19:22

”世界のバイオマス関連セレクション”原子力発電に復活の兆し
Nuclear Power May Be in Early Stages of a Revival

New York Times October 24, 2008
http://www.nytimes.com/2008/10/24/business/24nuke.html?_r=1&adxnnl=1&oref=slogin&ref=science&adxnnlx=1224896489-GH6d5MdR8T6sri0xdDtvfg

30年間新規の建設が途絶えていたアメリカの原子力発電に、復活の兆しが見えてきた。1973年以降は発電所建設の実績はなかったので、新世代の設備に乗り換えるためには大きな壁が立ちはだかっている。
原子力規制委員会によると、現在21の企業が34の発電所の建設許可を求めようとしているということである。発電機に必要な部品工場の建設も急速に増え、新規発電所建設用地の整備作業も始まっている。フロリダでは来年1月から4つの原子炉建設資金の一部として、各戸に数ドルが電気料に追加請求される。

  

2008/10/26 日曜日

UK 大規模な藻バイオ燃料活動に着手

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 19:24:36

”世界のバイオマス関連セレクション”UK 大規模な藻バイオ燃料活動に着手
UK Starts World’s Largest Algae Biofuel Initiative

Gas2 October 23 2008
http://gas2.org/2008/10/23/uk-starts-worlds-largest-algae-biofuel-initiative/

2050年までに総排出量を80%削減することを目標に、イギリスは藻を原料にしたバイオ燃料に大きな期待をかけている。食用穀物を原料にしてバイオ燃料が食糧値上がりを招いたと非難されている中で、藻など食糧と競合しない原料を使ったバイオ燃料にはいっそうの関心が高まっている。

  

Sun + Water = Fuel

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 19:18:55

”世界のバイオマス関連セレクション”Sun + Water = Fuel
Sun + Water = Fuel

MIT Technology Review Magazine November/December 2008 
http://www.technologyreview.com/energy/21536/

MITの科学者Noceraが開発した触媒が、太陽光線から水素を生成する。工業化できれば太陽が有力なエネルギー源になる。太陽は地球温暖化を招かない大量のクリーンエネルギーを作り出せるという、特異な可能性を秘めているにもかかわらず、大規模に化石燃料に代替することができない。Noceraのシナリオには、太陽熱でまず水を分解して保管も簡単で使い道も多い水素を作り、それを内燃発電機に使ったり酸素と再結合させて燃料電池に使ったりする構想がある。

  

2008/10/24 金曜日

代替エネルギーに突然の逆風

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 8:34:35

”世界のバイオマス関連セレクション”代替エネルギーに突然の逆風
Alternative Energy Suddenly Faces Headwinds

New York Times October 21, 2008
http://www.nytimes.com/2008/10/21/business/21energy.html?_r=1&oref=slogin

両大統領候補が大統領選のテーマに取り上げているさなかにもかかわらず、信用凍結に加えて石油と天然ガスの値下がりも加わって、再生可能な代替エネルギーに強い逆風が吹いてきた。代替エネルギーを推進する人たちは、石油やガスが値下がりすると、割高の代替エネルギーをつかうインセンティブが少なくなることを心配している。この心配の雛形は1980年代にもあった。新技術は資本集約度が高いだけに、多くのプロジェクトが延期や中止に追い込まれることが予測される。

  

2008/10/23 木曜日

代替エネルギー用の植物改良

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 9:23:53

”世界のバイオマス関連セレクション”代替エネルギー用の植物改良
Alternative Energy: New Sugarcanes To Deliver One-Two Energy Punch

ScienceDaily October 20, 2008
http://www.sciencedaily.com/news/matter_energy/alternative_fuels//

アメリカ湾岸地域に適した、サトウキビその他のエタノール原料植物の改良が進められている。農務省農業研究部はルイジアナ農事試験場、サトウキビ業界団体との協力で、すでに3種類の改良種を発表している。これらは糖と繊維を含む茎が長く、原料としての適性が高い。これまでに改良された三種のうち、一つは繊維素成分が多く糖の成分の少ないもの、あとの二種類は糖の成分と繊維素成分がともに高いものである。

  

難しいCCSの現実

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 9:20:06

”世界のバイオマス関連セレクション”難しいCCSの現実
Tough Climate for Capping, Capturing CO2

New York Times October 20, 2008
http://dotearth.blogs.nytimes.com/2008/10/20/tough-climate-for-capping-capturing-co2/

気候変動関係の活動家と政治家が優先課題としている、炭酸ガスの排出上限を規制する法律の制定とCCSの実現が、ともに先行き不透明になってきた。CCSは石炭発電で期待されている技術だが、どうやら夢物語に終わりそうである。International Energy Agency (IEA, 国際エネルギー機関) からCCSの新しい青写真が公表された。報告は今世紀中に温室効果ガスの濃度を安定化するためにはCCSは重要な技術であるとしながらも、必要な規模とペースに適うような大型のテストをしている国がないことを警告している。

  

2008/10/20 月曜日

気候変動が原子力発電の必要性を刺激

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 10:10:23

”世界のバイオマス関連セレクション”ベンチャー資本 代替エネルギーに食指
Report Says Climate Change Begs for Nuclear Energy

New York Times GI October 16, 2008
http://greeninc.blogs.nytimes.com/2008/10/16/report-says-climate-change-begs-for-nuclear-energy/?pagemode=print

OECD の原子力機関は過日発表の報告で、気候変動を許容できる範囲にとどめるためには、今世紀半ばまでに二酸化炭素の排出を今の半分におさえる必要があることを踏まえて、これ以上人口が増えた社会では原子力がいちばん自然を侵さない燃料の一つだと、これまでの主張をあらためて表明した。報告はさらに人間活動によって排出した二酸化炭素の27%は発電によるもので、比重が最大であると同時に、排出量の増加率も最大であることを指摘している。さらに原子力エネルギーは全ライフサイクルを通じて実質的にカーボンフリーであることを指摘し、今後さらにいくつかの技術を組み合わせる必要があるが、これまでの実績から原子力が現在唯一の二酸化炭素を増やさない技術であることを強調している。さらに多少控えめながら、原子力発電に対する投資者には市場価値のあるクレジットを与えてもよいのではないかという意見も加えている。各国とも原子力発電には手厚い助成を与えている。原料コストは極めて低くウラニウムの原価比率は5%程度で、助成金の大部分は反応炉の建設と廃棄に必要なコストの補填である。たとえばサウスカロライナに建設予定の二基の反応炉の場合、総コストは100億ドルに近い。

  

ベンチャー資本 代替エネルギーに食指

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 10:08:14

”世界のバイオマス関連セレクション”ベンチャー資本 代替エネルギーに食指
Why Clean Tech Is Taking Biotech’s Shine

BusinessWeek October 7, 2008
http://www.businessweek.com/print/technology/content/oct2008/tc2008103_906261.htm

Nigel BeeleyはAmylin Pharmaceuticals、Arena Pharmaceuticals、Senomyx で、25年もバイオ技術分野の研究に携わってきたベテランである。Mylotarg、Symlin、Byetta、 Lorcaserinなどの、癌やメタボ疾患の薬の開発にも関わってきた。しかし彼がそれまでの医薬の経験を活かして独立しようと決心したのは、代替エネルギーの分野だった。医薬から飛び出して、代替エネルギー、リサイクリング、環境保護、汚染削減などのクリーン技術に飛躍しようと考えているのはBeeleyだけではない。クリーン技術の発展を牽引している原動力は、一見相互関係がなさそうに見える投資者、発明家、バイオ医薬で実績を上げてきた起業家などである。そしていまが盛りのバイオ技術の跡を継ぐものとして、新たな技術革新と投資の大きな波がすでに形成されようとしている。Beeleyのような研究者には資金がない。いっぽうでベンチャーキャピタルは、バイオ医薬やその他のライフサイエンスから、代替エネルギー技術に鞍替えしようとしている。そこで科学と管理の能力を併せ備え、新薬開発とバイオ技術の最前線にいたことのある経験者は、新しいエネルギー企業から引っ張りだこになっている。

  

バイオ燃料・電力の「フレキシブル」製造法

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 10:05:57

”世界のバイオマス関連セレクション”バイオ燃料・電力の「フレキシブル」製造法
More Flexible Method Floated To Produce Biofuels, Electricity

ScienceDaily October 15, 2008
http://www.sciencedaily.com/releases/2008/10/081014145906.htm

固体の都市ごみ、農業・林業廃棄物、廃水スラッジを利用して、代替燃料、水素や電力を作る、新しい「フレキシブル」な方式が、パーデュー大学の機械工学准教授Fu Zhaoから提案された。これで自動車用燃料の20%を代替できるという。この方法には、コーンエタノールに付随する問題点を改善できる潜在性がある。今のコーンエタノールは、増産とともに肥料の消費、水の汚染、生態系破壊の危険も増大するが、「フレキシブル」な炭素 – 燃料プロセスと言う新しい考え方では、新たな農産物の生産を必要とせず、基本的に各種の廃棄物を原料にして燃料を生産することができる。Zhaoの説明によると、原料として各種の異なる廃棄物を利用できると言う点で、この方式は柔軟性が高い。しかも得られる製品はガソリンやジーゼルに限らず、エタノール、水素と幅が広く、さらにその製品ガスを使って直接発電もできる。トウモロコシや穀物市場の価格変動や、需要の変動による原料供給の不安定さも少ない。石油を使ったガソリンに比べて、温室効果ガスの排出も少なくなる。この研究の詳細は、9月29日に韓国で開催された環境破壊のない製品開発とライフサイクル技術に関する国際会議で発表された。

  

インドネシア政府に森林保護への動き

カテゴリー: SanoReport   by k-bets editor1 @ 9:52:26

”世界のバイオマス関連セレクション”インドネシア政府に森林保護への動き
Indonesian Officials Unveil a Deal to Protect Forests

New York Times October 10, 2008
http://www.nytimes.com/2008/10/10/world/asia/10forest.html?ref=science

バルセロナで開催されている World Conservation Congressでインドネシア代表は、スマトラ島の全10地方の長官が地球温暖化対策の一助として、危機に当面している森林の保全協定に合意する決定をしたことを明らかにした。スマトラの森林が伐採または焼却されると、地下の土壌が露出して泥炭が酸化、分解するときに二酸化炭素が発生する。環境学の専門家によると、スマトラの泥炭層は深く貯蔵量も多いので、森林破壊を防止すると温室効果ガスの削減に大きな効果がある。インドネシアのHermien Roosita環境担当副大臣は、次のステップとして全島にまたがる森林保護プランを作成する計画であると語った。しかしそれが計画通りに実施される可能性は低そうである。インドネシア森林省の保護地域担当責任者Noor Hidayatによると、協定を成功裏に実施するには、解決すべき困難な問題が数多くある。インドネシアの協定参加を支援したWWFの理解するところでは、各地域の長官と中央省庁は「島の生態機能と住民の経済開発のバランスを保つために、マトラ島の生態系を守り維持することを約束した」と言うことである。