初のセルローズエタノール工場 稼動へ
”世界のバイオマス関連セレクション” 初のセルローズエタノール工場 稼動へ
Cellulosic Ethanol Plant Opens
MIT Technology Review May 28, 2008
http://www.technologyreview.com/printer_friendly_article.aspx?id=20828&channel=energy§ion=
Verenium社のアメリカ最初のセルローズエタノール工場が、今週稼動に入る。年間生産量140万ガロンのデモ用工場で、原料はサトウキビ廃棄物 (バガス) である。生産ラインは連続生産用だが、このラインを使って同社が開発した各種技術を工業規模で確認する。Vereniumはガソリンと他のエタノールに競合できる$2/gallonで売れるコストの目処をつけたい考えである。同社は来年年産2千万ないし3千万ガロンの本格ラインを建設することを予定している。現在のところ、食料用の穀物以外を原料にしたエタノールの生産は、実験規模ないしパイロットプラントに限られている。したがって本格生産になったときの生産コストはまだ確認されていない。今回のデモ工場を始め、現在進行あるいは計画されているセルローズエタノール工場の稼動は、この産業の大きな転換点となる。発酵用の微生物と酵素の開発がこれからの焦点で、そのほかのブレークスルーはサトウキビエタノールにはあまり必要ない。ここまでに膨大な量の科学的、技術的資産が蓄積されてきた。残る仕事はこれを工業スケールに展開することである。
